今年はうるう年ですが、それでも2月は「逃げる」。
早くも半ばにさしかかりつつあります。
少しずつ春の気配が感じられるようになると良いですね。
早くも半ばにさしかかりつつあります。
少しずつ春の気配が感じられるようになると良いですね。
先週末は、小学校の遠足以来はじめて、奈良・東大寺を訪ねました。
「国全体を守る寺」。
天平時代に聖武天皇が建立した東大寺および大仏のコンセプトです。
天平時代は、その華やかさの一方で、かんばつや大地震などの自然災害、
天然痘の大流行などに見舞われた時代でもありました。
平和や人々の絆といった、大仏建立にこめられた願いを思うと、
昨年大震災を経験した現代を生きる私たちの心にも響くところがありますね。
天平時代に聖武天皇が建立した東大寺および大仏のコンセプトです。
天平時代は、その華やかさの一方で、かんばつや大地震などの自然災害、
天然痘の大流行などに見舞われた時代でもありました。
平和や人々の絆といった、大仏建立にこめられた願いを思うと、
昨年大震災を経験した現代を生きる私たちの心にも響くところがありますね。
これより少しあと、平安時代に藤原道長が、
「のどが渇いて水を多量に飲む」
「やせて体力がなくなった」
「目が見えなくなった」
などの症状を訴えたとされているのが、日本史上の糖尿病の最古の記録。
この時代には糖尿病はぜいたくな食生活を楽しんでいた貴族など、
現在に比べると患者数はごく一部に限られ、疫病、つまり感染症が
主として人々を脅かしていた病であったといえます。
この時代には糖尿病はぜいたくな食生活を楽しんでいた貴族など、
現在に比べると患者数はごく一部に限られ、疫病、つまり感染症が
主として人々を脅かしていた病であったといえます。
聖武天皇は、全国に医師を派遣し重病人の治療にあたらせたり、
病状に応じて食料を配給するよう命じたと言われています。
また、医術の後継者の養成をすすめるなど、今日の医療・福祉制度の
源流ともいえるさまざまな政策を打ち出したことでも知られています。
病状に応じて食料を配給するよう命じたと言われています。
また、医術の後継者の養成をすすめるなど、今日の医療・福祉制度の
源流ともいえるさまざまな政策を打ち出したことでも知られています。
こういった「国民目線の政治」を現政権にも期待したいところです・・・
横山
横山