2011年12月27日火曜日

糖尿病教室

先週の糖尿病教室は、クリスマス会をしました。
みんなで唄を歌ったり、クイズをしたりして楽しかったですね。また来年もできたらいいですね。
ところで、今週の糖尿病教室は休講です。ですから、薬に関する事を少しだけ書きたいと思います。



インスリン注射に関する疑問


インスリン注射をする時、指示されたインスリンを確実に注射するために、「お腹に針を刺して、注入ボタンを押しきって、10秒数えてから針を抜く様に!」といつも言われていると思いますが、針を抜いた後、針の先に液滴が付いている事はありませんか?



ちゃんと注射出来ていないの?
注入器が壊れた?

    ↓↓↓

いえ、いえ 違います。

正しい手技で注射をした場合でも、この液滴は付く事があります。

   ↓↓↓

この液滴は、針内に満たされていたごく微量のインスリンが付いているだけで全く問題はありません。 ご安心ください。

この場合の液滴はわずかな量の事で、明らかに大量の液が出てきてしまった場合は、ちゃんと注射出来ていない可能性がありますので、今一度手技をご確認ください。

<手技のポイント>
・注入ボタンを最後まで押し切る
・目盛が「0」になっているのを確認
・10秒数えてから針を抜く
・針を抜く時は、注入ボタンを押したまま抜く


それでは、皆様良いお年を (^0^)/

Sasayama wrote.





みどり病院