2011年12月27日火曜日

ゆく年

早いもので2011年も残すところあと1週間となりました。
みなさんは今年の療養生活をふりかえられていかがでしたか?

好きなお酒の量をひかえることができたり、
すすめられていたインスリン治療をあらたにはじめられたり、
あるいはインクレチン製剤という新しいカテゴリーのお薬に挑戦した、
といったように血糖値を上手に調節することに手ごたえを感じられたとしたら、
2011年は大きな一歩を踏み出せた年だった、ということになるでしょう。

一方で、
腹八分をこころがけて体重を減らすよう努めたけどうまくいかなかった、
定期検診にきちんと通えなかった、
という方もいらっしゃるかもしれません。
そのために検査成績が思わしくない、ということになれば、
するべきことができなかった後悔の気持ちと、
合併症が進むのでは?という不安の気持ちが頭をもたげ、
心身ともに元気に毎日を送ることが難しくなります。

戦いに勝つにはまずは敵を知ること。
新年1/4(水)の糖尿病教室では、
血糖値がどういったことに影響を受けるのか、
知っているようで意外に知らない血糖値のナゾや、
検査成績の読みかたについてお話しします。
そのうえで、実現できそうな新年の目標をひとつだけ
たててみてはいかがでしょうか。
休みの日もいつもどおりの時間に起きて公園を歩く、
などなんでもよいと思います。新たな気分でとりくむチャンスです。

では、よいお年をお迎えください。


横山
みどり病院