久しぶりにルミナリエに足をはこびました。
昼間と違った幻想的な空間はとても綺麗で厳かな気持ちになりました。
みなさんもご存じのとおり、ルミナリエは1995年1月17日に発生した
阪神・淡路大震災における犠牲者の鎮魂と追悼、神戸の復興を祈念する
目的で同年12月より開催されています。
今年3月11日には東日本で未曾有の大震災が発生しました。
先日の糖尿病教室でも「災害に備えての心得」をテーマに
非常時持ち出し用セットや避難所でのすごし方についてとりあげましたが、
調剤薬局でお渡しする「お薬手帳」もぜひご活用いただきたいと思います。
薬の情報が手元にあれば、被災地でも薬やインスリンを
避難所の医療スタッフから入手することが可能になります。
お薬手帳を津波に流されてしまう場合に備えて、
できるなら自宅だけでなく職場や親戚の家にも
薬の情報を分散させるのがよいと思います。
もちろん、日ごろの血糖コントロールをよくしておくことが
災害発生時のいちばんの備えになることはいうまでもありません。
普段から余裕をもって治療にとりくみたいものですね。