2011年12月30日金曜日

来年に向けて考えること

今年も残すところあと2日なりました!!
この1年を振り返りいかがだったでしょうか?

 私自信振り返ってみましたので年末の締めとして書かせていただきます。


 食事の話をする中で、いつも思うのは適正な食事内容は知識として伝えられる。 
しかし、それを無理なく、生活の中に取り入れてもらうにはどのように提案したら
一番効果的であるのか?と考えます。
  『言うは易しやるは難し』です。
 

 それは糖尿病の治療のみならず、日々の生活の中でも同じだと思います。
ないりたい自分のイメージはあるがなかなか行動にうつれない・・・。
 
 来年の自分が今年の自分より満足いく人生になるためには行動あるのみです。
知人からの受け売りですが、よくまとまっていると思ったので大前研一氏の言葉を載せておきます。
 


『時間とムダの科学』には人間が変わる方法として、3つの方法が書かれています。
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は、時間配分を変える。
2番目は、住む場所を変える。
3番目は、付き合う人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。
 ・『決意を新たにするのは無意味』⇒無意味と言い切っていますが決意とは目標  を立てることだと思います。そのあと具体的にどう行動するかが重要ですね。

①「時間配分を変える」
   「生活のリズムを変える」「時間に対する意識を変える」
   時間がなくて出来ない・・・と思ったときは今、自分に重要なことは何か?
   を考え、優先順位をつけて配分を考えなおすのも一つの方法ですね。


②「住む場所を変える」
   住むといえば引越し?というイメージですが「環境を変える」とも言えます。
   今、いる環境を変えることで習慣も変わってきます。
   
   


③「付き合う人を変える」
   私はここが一番大切なのではないかと思います。
   これは今までの付き合いを絶つという意味ではなく、自分をよくする為に、
   今までとは違う環境や考えを持つ人と交流を広げることだと思います。
   そうすることで、時間配分も習慣、環境も変わってくるのではないでしょうか。



 私なりの解説をつけて見ましたが、解釈の仕方は人それぞれだと思います。
 自分の目標が実行できるような解釈の仕方をしてみてください。

 
 では、来年が飛躍の年になりますように!!
 よいお年をお迎えください
   

   
  【追伸】
   ブログのタイトルにもなっていますが、『ひとりで悩まない糖尿病』
   ひとりで悩むよりみんなで考えた方がうまくいくこともあります。 
    毎週水曜日(1~4週目)15時から公開糖尿病教室をしています。
   自分が変われるいい出会いがあるかもしれませんね。
          ぜひ、お越しください。お待ちしてます。




    
                                                                               管理栄養士


2011年12月27日火曜日

糖尿病教室

先週の糖尿病教室は、クリスマス会をしました。
みんなで唄を歌ったり、クイズをしたりして楽しかったですね。また来年もできたらいいですね。
ところで、今週の糖尿病教室は休講です。ですから、薬に関する事を少しだけ書きたいと思います。



インスリン注射に関する疑問


インスリン注射をする時、指示されたインスリンを確実に注射するために、「お腹に針を刺して、注入ボタンを押しきって、10秒数えてから針を抜く様に!」といつも言われていると思いますが、針を抜いた後、針の先に液滴が付いている事はありませんか?



ちゃんと注射出来ていないの?
注入器が壊れた?

    ↓↓↓

いえ、いえ 違います。

正しい手技で注射をした場合でも、この液滴は付く事があります。

   ↓↓↓

この液滴は、針内に満たされていたごく微量のインスリンが付いているだけで全く問題はありません。 ご安心ください。

この場合の液滴はわずかな量の事で、明らかに大量の液が出てきてしまった場合は、ちゃんと注射出来ていない可能性がありますので、今一度手技をご確認ください。

<手技のポイント>
・注入ボタンを最後まで押し切る
・目盛が「0」になっているのを確認
・10秒数えてから針を抜く
・針を抜く時は、注入ボタンを押したまま抜く


それでは、皆様良いお年を (^0^)/

Sasayama wrote.





ゆく年

早いもので2011年も残すところあと1週間となりました。
みなさんは今年の療養生活をふりかえられていかがでしたか?

好きなお酒の量をひかえることができたり、
すすめられていたインスリン治療をあらたにはじめられたり、
あるいはインクレチン製剤という新しいカテゴリーのお薬に挑戦した、
といったように血糖値を上手に調節することに手ごたえを感じられたとしたら、
2011年は大きな一歩を踏み出せた年だった、ということになるでしょう。

一方で、
腹八分をこころがけて体重を減らすよう努めたけどうまくいかなかった、
定期検診にきちんと通えなかった、
という方もいらっしゃるかもしれません。
そのために検査成績が思わしくない、ということになれば、
するべきことができなかった後悔の気持ちと、
合併症が進むのでは?という不安の気持ちが頭をもたげ、
心身ともに元気に毎日を送ることが難しくなります。

戦いに勝つにはまずは敵を知ること。
新年1/4(水)の糖尿病教室では、
血糖値がどういったことに影響を受けるのか、
知っているようで意外に知らない血糖値のナゾや、
検査成績の読みかたについてお話しします。
そのうえで、実現できそうな新年の目標をひとつだけ
たててみてはいかがでしょうか。
休みの日もいつもどおりの時間に起きて公園を歩く、
などなんでもよいと思います。新たな気分でとりくむチャンスです。

では、よいお年をお迎えください。


横山

2011年12月24日土曜日

公開糖尿病教室のご案内(1月)

新年1月のテーマは次の通りです。

1/4(水)「今さら聞けない!血糖値のナゾ」(横山医師)
1/11(水)「このマークご存知ですか?」(管理栄養士)
1/18(水)「楽しく運動療法」(理学療法士)
1/25(水)「風が吹けば足が痛くなる病気って何?」(薬剤師)

みどり病院の外来ホールで、毎週水曜日午後3時~、開催しています。
どなたでも、ご参加頂けます。

2011年12月14日水曜日

本日の糖尿病教室

毎週水曜日!!恒例の糖尿病教室
 
今回のお話は「年始のHbA1cのコントロールをよくするには」についてお話しました。
 

 皆さんご存知のようにHbA1cは1~2ヶ月の平均血糖値をあらわしています。
つまり、今の血糖管理が年始のHbA1cに反映されます。
忘年会、クリスマス、お正月・・・生活リズムに変化が出やすいときです。
HbA1cの値が上昇しないためにはどうすればよいか? 
食事、運動のことを中心にお話しました。 



次回の水曜日は今年最後の教室です。
皆でワイワイ!!
クリスマス会を企画していますので、興味のある方はぜひぜひ
来院ください。


                                    管理栄養士

2011年12月11日日曜日

赤い満月の夜


皆既月食

昨晩、空を見上げると、月が赤くなっていました!

一瞬、私の目がおかしくなったのかと思いましたが、
それは、皆既月食といって、昨晩の20時30分頃からの2時30分頃までの間、見る事が出来ました。

皆既月食とは、月が地球の影にすっぽり隠れてしまう現象です。ご覧になられた方は分かると思いますが、月が全く見えなくなるわけではありません。うっすら赤い色の月になります。その訳は、太陽の光が地球の大気によって屈折や散乱され、うっすらと月面を照らすため。赤くなるのは、朝焼けや夕焼けの原理と同じように波長の長い赤い光のほうが大気中を通過しやすいためだと言われています。

見れなかった方のために写真を撮りましたのでご覧ください。
三脚がなくて手持ちで撮影したので、うまくとれていないかもしれませんが・・・。

2011.12.10 23:50分頃


今回は糖尿病の内容は全く書きませんでしたが、あまりにも幻想的な月だったので、ご報告しました。

Sasayama wrote.

2011年12月10日土曜日

みかんに注意!



 日に日に寒くなってきましたね。この季節、こたつに入ってみかんを食べると美味しいですね。
でもこのみかん、ちょっとくせ者なのです。血糖自己測定を行なっている方は、注意が必要です。

みかんを食べたり、果物をむいたり、砂糖が付いている食べ物を触った場合、その直後でなくても、指先に付着した果汁や糖分が採血した血液と混ざり、測定結果が高く出すぎることがあります。

ですから、採血前には必ずよく手を洗う様にしてください。ちなみに、アルコール消毒だけでは指先に付着した果汁・糖分は十分に取り除けません。

PMDA ホームページより
 Sasayama wrote.
みどり病院