2014年3月10日月曜日

ファイトケミカル

    
     みなさま  必見!!  なんと~!!
     ○○の中の△△という成分が
         □□□を下げる効果があります!!
   
     と情報が流れると次の日のスーパーの棚から
     一定の食材が消える・・・
    
     そのときになんとなく耳にされていることがあるかも知れません。
      
     例えば
     大豆に含まれるイソフラボン
     キャベツやネギやニンニクに含まれるイオウ化合物
     これらがファイトケミカルと言われています。
     その他、多くのファイトケミカルが確認されています。
          
    
     
     ファイトケミカル(phytochemical)
     ファイト(phyto)とは、ギリシャ語で【植物】
     ケミカル(chemical)は【化学】
     ⇒植物性化学物質のことです。
     
     植物は生まれてから死ぬまで同じ場所に留まり、紫外線や
     毒性のあるガス、有毒な小動物の攻撃にあっても逃げられない。
        ↓↓↓
     そのため自分の身を守るためファイトケミカルを作ります。
     
     ファイトケミカルとは
     植物性食品(野菜、果物、お茶など)の色素や香り、アクなどの
     成分から発見された化学物質です。
     植物にとって、ファイトケミカルは
     紫外線を浴びたときに発生する活性酸素を中和する作用
     種を酸化から守る抗酸化作用  など
     いずれも植物が生きてゆく為に欠かせない作用を持っています。
     残念ながら動物はファイトケミカルを作る作用を持っていません。 
         

     カラフルな果物や野菜の色、香り、そして、辛味成分や苦味成分は
     ファイトケミカルを感じながらたくさんの色々な野菜を食べ、植物の
     もつ力の恩恵を頂きましょう


                                        管理栄養士

みどり病院