2014年3月26日水曜日

合併症


合併症
糖尿病の合併症でもっとも多いものが三大合併症と言われる
神経障害、網膜症、腎症です。
これらは高血糖によって網膜や腎臓などの細い血管、神経などが
障害されて起こります。
合併症が現れはじめる時期は下記のように言われています。



合併症を防ぐには血糖値のコントロールが大切になります。



                               

                                      参照:糖尿病ケア
                                          管理栄養士

2014年3月18日火曜日

おかずの量どれくらい?


3月の糖尿病教室では
「コレステロールって悪ものなの?」薬剤師
「おかずの量 どのくらい?」管理栄養士
という内容でお話しました。
糖尿病と関係の深い脂質異常症、動脈硬化の話を
中心にさせてまらいました。

脂質異常症は体内の脂質が異常にある状態
血液検査でトリグリセライドが高い!
LDL
コレステロールが高い!
HDL
コレステロールが低い
こんな人は注意が必要です。
動脈硬化のリスクが上がっているかもしれません。

お食事に関しては
適正エネルギーを摂ること(食べすぎ注意)
おかずを選ぶこと
食物繊維を摂ること
甘い物の取りすぎは禁物
という内容でお話しました。

動物性の脂より魚油、植物性の脂質をとるように
心がけましょう
コレステロールの多い魚卵、内臓系、いか・たこ・えび
などは控えましょう
お野菜、海藻、きのこをたくさん食べましょう!

簡単なことのようですが
毎日続けるのはやはり大変・・・
意識することが大切ですね(^^;)

レシピなども紹介しました。
お持ち帰りいただいた方は
是非、活用してください。
 
管理栄養士 

2014年3月10日月曜日

花粉症の季節

毎年この季節は憂鬱になります。
とうとう花粉症の季節が来ました。
花粉症歴13年になります。
目が痒く、鼻水ずるずる、目薬とティッシュはかかせません。
早く5月にならないかなー・・・。
                          
                                     <理学療法士>

ファイトケミカル

    
     みなさま  必見!!  なんと~!!
     ○○の中の△△という成分が
         □□□を下げる効果があります!!
   
     と情報が流れると次の日のスーパーの棚から
     一定の食材が消える・・・
    
     そのときになんとなく耳にされていることがあるかも知れません。
      
     例えば
     大豆に含まれるイソフラボン
     キャベツやネギやニンニクに含まれるイオウ化合物
     これらがファイトケミカルと言われています。
     その他、多くのファイトケミカルが確認されています。
          
    
     
     ファイトケミカル(phytochemical)
     ファイト(phyto)とは、ギリシャ語で【植物】
     ケミカル(chemical)は【化学】
     ⇒植物性化学物質のことです。
     
     植物は生まれてから死ぬまで同じ場所に留まり、紫外線や
     毒性のあるガス、有毒な小動物の攻撃にあっても逃げられない。
        ↓↓↓
     そのため自分の身を守るためファイトケミカルを作ります。
     
     ファイトケミカルとは
     植物性食品(野菜、果物、お茶など)の色素や香り、アクなどの
     成分から発見された化学物質です。
     植物にとって、ファイトケミカルは
     紫外線を浴びたときに発生する活性酸素を中和する作用
     種を酸化から守る抗酸化作用  など
     いずれも植物が生きてゆく為に欠かせない作用を持っています。
     残念ながら動物はファイトケミカルを作る作用を持っていません。 
         

     カラフルな果物や野菜の色、香り、そして、辛味成分や苦味成分は
     ファイトケミカルを感じながらたくさんの色々な野菜を食べ、植物の
     もつ力の恩恵を頂きましょう


                                        管理栄養士

2014年3月3日月曜日

ひな祭り  


 今日の給食はひな祭りにちなんだお食事でした。
患者様と最近は7段のお雛様を飾ること少なくなったと
言う話をしていました。
 その話を聞いて、私のお雛様は何段だったかと
思い起こしてみたのですが・・・10年以上、飾っておらず
5段か7段かわからない・・・と思う今日この頃・・・

2段目にいる三人官女が持っている『白酒』と
スーパーのひな祭りコーナーで良く見かける『甘酒』
の違いについて調べて見ました。

 白酒は、みりんや焼酎などに蒸したもち米や米こうじを仕込み、1ヶ月程度熟成させたもろみを、軽くすりつぶして造った酒のことをいいます。昔からひな祭りなどで供えられ、白く濁り粘りと甘みがあり、アルコール分は9%前後、糖質が45%程度含まれ、酒税法ではリキュール類に分類されています。100gあたり 230kcal  炭水化物48gあります。

 甘酒は、ご飯やおかゆなどに米こうじを混ぜて保温し、米のデンプンを糖化させたもので、アルコールをほとんど含まない甘い飲み物です。昔から庶民の手作り飲み物として親しまれ、作り方も意外と簡単で一晩でできることから一夜酒ともいわれていました。100gあたり 81kcal 炭水化物18.3gあります。
 

   子供でも飲めるように甘酒が普及していったのでしょうか。

                                      管理栄養士
みどり病院