2013年6月26日水曜日

ヒラメとマグロ

   

◎ヒラメとマグロの身の色の違い


★ヒラメ★
         白身魚

★マグロ★

         赤身魚 





 
なぜヒラメは白身で、マグロは赤身なのでしょう?


それは・・・。
筋肉には白い筋肉と赤い筋肉があるからです。


◎白い筋肉と赤い筋肉

★白い筋肉(ヒラメ)★
速筋(そっきん)と呼ばれ、すばやく収縮することが出来るため瞬発力を
引き出す時に使われる筋肉です。 

★赤い筋肉(マグロ)★
遅筋(ちきん)と呼ばれ、小さな筋肉でゆっくり収縮し、持久力を引き出すときに
使われます。
つまり ・・・

★ヒラメ★
 主に海岸線に近い砂地の海域で、普段はじっと砂に隠れるように住んでいます。
そして、目の前に獲物となる小魚を発見すると、すばやく追いかけたり、外敵からすばやく逃げます。
  ⇒よって瞬発力のある白い筋肉(速筋)が発達して、白身となります。

★マグロ★
 太平洋を横断して成長を続けながら、日本近海まで大海原を回遊します。
  ⇒よって持久性のある赤い筋肉(遅筋)が発達して、赤身となります。
                    

人間で考えると・・・

★白い筋肉を主に使う運動★ 

陸上競技の短距離走や砲丸投げなど、短時間に爆発的な力の発揮を必要とする
種目では、白い筋肉(速筋)の占める割合が多いです。 

白い筋肉(速筋)は疲れやすい筋肉ですが筋肥大しやすい筋肉です。

速筋を鍛えるには筋トレの場合、高負荷低回数のトレーニングなど無酸素運動

が効果的です。

 
★赤い筋肉を主に使う運動★

マラソンやスキーの距離競技など、持久的な種目では
、赤い筋肉(遅筋)の占める割合が多いです。

赤い筋肉(遅筋)は筋肥大しにくい筋肉ですが疲れにくいです。
遅筋を鍛えるにはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的
です。




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