2013年6月17日月曜日

箱膳

箱膳の復元をしているところがありました。


箱膳とは江戸時代あたりの食事道具です。
一人分の食器を入れた箱形のお膳、
木製で24~30cm四方、高さ12cm前後、
板の表面は柿渋や漆などで仕上げられています。

 中には、飯椀・汁椀・小皿・箸・湯呑み茶碗・布巾などの
個々の食器一式が収納されています。

商家の使用人などが用いたのが始まりとされています。

 使う時は上蓋を裏返して、中から取り出した碗や皿を並べ、
蓋を身の上に置くと小さな食台代わりになるというわけです。 


このような感じで食事を並べます。  
  


      糖尿病の食事療養において
      バランスの良い食事や
      カロリーコントロールした食事が大切です。

        しかし、毎回、計算したりするのは
        なかなか難しいことです。
       
        そこで、箱膳を利用して
       バランスやカロリーを
        考えてみると・・・   

           


        *主食、主菜、副菜、その他を乗せてバランスよく
        *この箱の中、決まった器から
       はみ出さないようして
      カロリーが過剰にならないようにする。

        
    日本の昔の食生活は
自然とバランスや量が適量になるように
      なっていたんですね。
        今の生活では箱膳を使う事は多くないですが、
          決まったサイズのランチョンマットに
お皿を並べて
      バランスの取り方や量などを調整して
          みてはいかがでしょうか
            

 

       参考文献:大宰府市文化ふれあい館



                                       副豆

みどり病院