箱膳の復元をしているところがありました。
箱膳とは江戸時代あたりの食事道具です。
一人分の食器を入れた箱形のお膳、
木製で24~30cm四方、高さ12cm前後、
板の表面は柿渋や漆などで仕上げられています。
中には、飯椀・汁椀・小皿・箸・湯呑み茶碗・布巾などの
個々の食器一式が収納されています。
商家の使用人などが用いたのが始まりとされています。
使う時は上蓋を裏返して、中から取り出した碗や皿を並べ、
蓋を身の上に置くと小さな食台代わりになるというわけです。
このような感じで食事を並べます。
糖尿病の食事療養において
バランスの良い食事や
カロリーコントロールした食事が大切です。
しかし、毎回、計算したりするのは
なかなか難しいことです。
そこで、箱膳を利用して
バランスやカロリーを
考えてみると・・・
*主食、主菜、副菜、その他を乗せてバランスよく
*この箱の中、決まった器から
はみ出さないようして
カロリーが過剰にならないようにする。
日本の昔の食生活は
自然とバランスや量が適量になるように
なっていたんですね。
今の生活では箱膳を使う事は多くないですが、
決まったサイズのランチョンマットに
お皿を並べて
バランスの取り方や量などを調整して
みてはいかがでしょうか
参考文献:大宰府市文化ふれあい館
副豆 |