2012年10月24日水曜日

今日(10月24日)の糖尿病教室は、

血糖値を下げるお薬について 

のお話をしました。


血糖値を下げる飲み薬は、全て食前に飲むイメージ があるかと思いますが、

そうではありません。

むしろ、食前に飲まなければいけない薬の方が少ないのです。


食前に飲まないといけないものは、勉強会の中でもお話しをした様に、
食後の血糖値をターゲットにしている薬です。
(グルコバイやベイスン、スターシス)

これらのお薬は、食事直前(お箸を持った時)に飲んで下さい。

その他に、食前に飲む必要のある薬には、
糖尿病性末梢神経障害の薬(キネダック)などがあります。


その他の大部分の薬は、全て食後に飲みます。
Sasayama wrote.


今回も、薬学実習生に感想を書いてもらいます。

では、どうぞ。
 

<感想>

今日は糖尿病の薬の効き方ごとに注意することが挙げられており、
飲み忘れた時の対処法について簡単なクイズもありました。
皆さんも経験があることだったかもしれません。
飲み忘れて気づいたときに飲んでもよいもの、だめなものを
しっかり知っておくことが大事だと思いました。

低血糖症状が起こった時にブドウ糖を持っていない時は
どうするのか、どれくらい摂取すればいいのかを
知ることが出来ました。目安はジュース缶1/2
もしくは、500ミリペットボトルの1/3程度です。
取りすぎないように気を付けてください!

薬局実習生 茨木/新谷


2012年10月18日木曜日

昨日(10月17日)の糖尿病教室は、

運動療法について(座って出来る運動について)の内容でした。

運動療法はとても大切な事は皆さんご存知だと思います。
また、散歩が一番良い事もご存知ですよね。
しかし、膝や腰に不安のある方にとって その散歩が大変なのです。

そこで、今回はその様な方にも出来る運動を理学療法士が紹介してくれました。

今回は、薬学実習生2人の感想を書いてもらいます。


Sasayama wrote.


<感想>

糖尿病予防のために定期的に運動を取り入れる必要がありますが、
ストレッチや筋肉トレーニングなどの無酸素運動から始めて、
ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行うことで
効果的に運動をすることができるとわかりました。

実際に、座りながらでもできる簡単な運動の紹介がありました。
正しい方法で継続して行えばしっかり筋肉トレーニングが出来ます!

1セットを10回から始めて1セット20回を数セット行うことを
目標にしてみてはいかがでしょうか。
バンドやボール、家にあるタオルなどをうまく活用して、
運動するように心がけてみてください!
座りながらの腹筋はわたしも辛かったので、やってみようと思います!

薬局実習生 茨木/新谷

2012年10月11日木曜日

昨日(10月10日)の糖尿病教室は、


「食後高血糖を防ぐためには」

というタイトルで、食事療法の内容について

管理栄養士がお話しをしてくれました。


今回も、薬学実習の学生が参加してくれていたので、
まとめてもらいます。
 Sasayama wrote.



ごはんを食べた後の血糖値が高くなってしまう
食後高血糖(糖尿病初期の患者さんに多い)
これを放っておくと…
血管にダメージが与えられて動脈硬化が進む恐れがあります。
怖い病気につながる前に、食後高血糖を防ぎましょう!


〜食後高血糖を防ぐ3つのポイント〜

食後に運動をしよう!
(血糖値がピークとなる食事後1〜2時間の間に行うと効果的)

ゆっくり食べるように心がけよう!
(血糖値の上昇をゆるやかにする)

食事のバランス、順番を改善しよう!
(血糖値が上がりやすい炭水化物中心の食事にならない様に注意し、
野菜→ごはんの順番で食べる様にする)


また、食後の血糖値の上昇を抑えてくれる働きをもつ食材を紹介します。
それは!!!
こんにゃく、海藻、きのこ、オクラ、モロヘイヤ、ごぼうなど
水に溶けやすい食物繊維が含まれている食材です。


これらを効果的に摂取して、野菜を中心とした食事を心がけましょう!

<感想>

食物繊維は腸内環境を整えてくれるだけではなく、
食後高血糖を抑えてくれる働きがあることを知る事ができました。
食物繊維には健康にいいことがたくさんあります。
皆さんも意識的に食物繊維を取り入れた
ヘルシーな食事に変えてみてください!

薬局実習生 茨木

2012年10月5日金曜日

10月3日の糖尿病教室は、


「すい臓を長持ちさせるには」でした。

薬学実習生の学生も参加してもらっていましたので、
今回は、学生さんにポイントと、感想を書いてもらいます。
                                                Sasayama wrote.


今回のポイントを振り返ってみましょう

糖尿病の診断時
すい臓がインスリンを出す力が50%(十分出せてない)
毎年4%ずつ減っていく
しかし!!
自覚症状もあまりなく、放ってしまいがち・・・

しかも!!
食事を減らしても、運動してもインスリンは増えない
早めにお薬やインスリンですい臓を休ませて長持ちさせましょう


〈感想〉
それぞれの状況にあったお薬やインスリンですい臓を休ませるためにも
悪くなってから、ではなく早めの治療が大事だなと感じました。
30分ちょっとという時間でしたが、
知らなかったすい臓の歴史や糖尿病の医療費など
クイズを解きながら楽しく糖尿病について学ぶことができました。
みなさんも是非気軽に参加してみてはいかがですか。

実習生 新谷
みどり病院