2012年1月17日火曜日

厳しいのは寒さだけ?

寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?

年明けの私の外来にお越しになる患者さんたちは、いつもより
少々ばつが悪そうです。

なぜか?

この時期は忘年会やお正月の食べすぎがたたったり、寒さのために
ウォーキングに出かけるのがおっくうになり、体重が増えがちです。
当然検査の成績も…^^;

先日の糖尿病教室でもお話しましたが、検査項目のうち
「ヘモグロビンA1c(エーワンシー、グリコヘモグロビンとも言います)」
は過去1-2ヶ月の血糖コントロールの状況を表します。
年末年始の生活を反映し、ちょうど今から春先までの数値が高くなるのです。
いくつかの調査によると、これは日本人だけにあてはまるものではなく、
欧米でもクリスマスや復活祭の時期を反映し、冬場のヘモグロビンA1c
高い数字を示すそうです。
万国共通の現象なんですね。

赤信号、みんなで渡れば怖くない?

横山
みどり病院