暖房器具が手放せないような寒い日が続きますね・・・。
今回は暖房器具を使うときの注意点です。
★低温やけどにご注意!!
神経障害が進行すると、皮膚の温度に対する感覚が鈍るため、暖房器具を高めに設定したり、必要以上長時間にわたって使用したりして、低温やけどになる可能性が高いです。
★治りにくい!!
一旦低温やけどが起こってしまうと、足の血の巡りに問題がある患者さんの場合、傷が治るまでに時間がかかります。
また血糖コントロールが悪い患者さんの場合は、免疫力も低下する事から化膿しやすくなるため、やけどの治療がより難しくなり、足潰瘍や壊疽の原因になってしまう事があります。
★暖房器具を使うときには!!
①こたつ:
(弱)約42度、(強)約52度あります。つけたまま寝ないようにしましょう。
②湯たんぽ・あんか・電気毛布:
熱源に直接触れないように!厚手のカバーをかけて使用しましょう。
③ファンヒーター:
噴出し口に要注意!
④カイロ:
直接皮膚に貼るのは危険!靴の中に入れるタイプのカイロは使用しない。
暖房器具の使い方に注意して寒い冬を乗り切りましょう!!!
管理栄養士