ノロウイルス感染のニュースを見る事が多くなってきました。
糖尿病の患者さんが糖尿病以外の病気にかかったときの事を
Sick day(シックディ)と言います。
Sick day(シックデイ)の注意
その原因が発熱、風邪などの感染症や下痢、腹痛などの病気でも、血糖コントロールが乱れて、糖尿病が悪化しやすいので、対応の仕方を知っておくことが大切です。血糖コントロールが乱れると、病気も治りにくくなり、さらに血糖コントロールを悪化させるという悪循環になります。
そのような状態になった場合の薬の使い方や食事の取り方などをあらかじめ、確認しておきましょう!!
管理栄養士
2014年1月20日月曜日
腎臓
糖尿病性腎症の病期分類の改定がありましたので
今回は腎症について簡単に書きます。
糖尿病性腎症は『神経障害』『網膜症』とともに
糖尿病の三大合併症です。
高血糖の持続による細小血管症により生じます。
高血糖の状態が続いていると
糖尿病発症後15~20年で末期腎不全に至ります。
糖尿病性腎症の末期腎不全の透析導入、
原因1位(新規導入の約44%)です。
透析導入後の予後も不良です。
合併症にならないように日頃から
血糖値管理、血圧管理が重要です。
改訂された分類を載せます。
難しいので参考までに・・・。
管理栄養士
2014年1月14日火曜日
暖房器具
暖房器具が手放せないような寒い日が続きますね・・・。
今回は暖房器具を使うときの注意点です。
★低温やけどにご注意!!
神経障害が進行すると、皮膚の温度に対する感覚が鈍るため、暖房器具を高めに設定したり、必要以上長時間にわたって使用したりして、低温やけどになる可能性が高いです。
★治りにくい!!
一旦低温やけどが起こってしまうと、足の血の巡りに問題がある患者さんの場合、傷が治るまでに時間がかかります。
また血糖コントロールが悪い患者さんの場合は、免疫力も低下する事から化膿しやすくなるため、やけどの治療がより難しくなり、足潰瘍や壊疽の原因になってしまう事があります。
★暖房器具を使うときには!!
①こたつ:
(弱)約42度、(強)約52度あります。つけたまま寝ないようにしましょう。
②湯たんぽ・あんか・電気毛布:
熱源に直接触れないように!厚手のカバーをかけて使用しましょう。
③ファンヒーター:
噴出し口に要注意!
④カイロ:
直接皮膚に貼るのは危険!靴の中に入れるタイプのカイロは使用しない。
暖房器具の使い方に注意して寒い冬を乗り切りましょう!!!
管理栄養士
2014年1月9日木曜日
2014年1月6日月曜日
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年に入り、もう6日も過ぎ明日は七草粥の日です。
セリ | ナズナ | ゴギョウ | ハコベラ | ホトケノザ | スズナ | スズシロ |
1月7日に食べる七草粥の習慣は、江戸時代に広まったそうです。
早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれました。
そこで、無病息災を祈って七草粥を食べたのです。
そこで、無病息災を祈って七草粥を食べたのです。
七草粥の作り方 七草粥は、新芽を細かく刻み、おかゆに混ぜ合わせます。 食欲のない時でも美味しく食べられるように、味つけは サッパリとした塩味に調整します。 | |
≪レシピ≫ | |
(1) | よく洗ったお米を30分ほど水につけます。 |
(2) | 通常使用する3倍くらいの水に塩を少々振ります。 |
(3) | 初めは中火で、沸騰したら火を弱めてから40~50分くらい炊きあげます。 |
*お粥はかき混ぜると粘りが出て、焦げ易くなるので途中でかき混ぜないよ うに。 | |
(4) | 七草は、さっと茹でて水を絞り細かく刻んでおきましょう。 |
(5) | お粥が炊きあがったら、火を止める直前に刻んでおいた七草を入れて5分間蒸らします。 |
(6) | 塩で味を調えて出来あがりです。 管理栄養士 |