「健康寿命」とは、世界保健機関(WHO)が2000年に打ち出した概念で、
介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、
健康的な日常生活を送ることのできる期間のことをいいます。
日本人は長寿(平均寿命 男性 79.55歳、女性86.30歳)で知られますが、
厚生労働省の調べによると、2010年の健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳で、
すなわち「健康的でない」期間が男性では9年、女性では12年もあることになります。
そこで、2013~2022年度の国民の健康づくり計画案には「健康寿命を延ばす」ことが
目標として盛りこまれています。
寝たきりの原因として多いのが骨折。
とくに大腿骨頸部(足の付け根の部分)の骨折はほとんどが転倒によりおこり、
日本では年間10万人にも達します。
骨の量が少なくもろくなる病気、骨粗鬆症がベースにあると骨折をおこしやすくなりますが、
実は糖尿病患者さんでは
☆ インスリンが不足して骨を作る細胞が少なくなる
☆ 血糖値が高くて尿の量が増えるとカルシウムが流れ出てしまう
☆ 骨の中のコラーゲンの質が悪くなる
などの理由から骨粗鬆症がおこりやすく、また
☆ 網膜症による視力低下
☆ 神経障害による足のしびれ、立ちくらみ
などの合併症があると、そもそもつまずいたり、転倒しやすくなります。
骨を丈夫に保つには?カルシウムの摂取量を増やすことに加え、運動で骨に適度な重力をかけ、
カルシウムを骨にたくわえることが必要です。
ウォーキングや階段の上り下りも良いですし、フラミンゴのように片足立ち
(壁やテーブルにつかまりながらでもOK)も効果的です。
もちろん、血糖値の管理が大切なのは言うまでもありませんね。
横山
介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、
健康的な日常生活を送ることのできる期間のことをいいます。
日本人は長寿(平均寿命 男性 79.55歳、女性86.30歳)で知られますが、
厚生労働省の調べによると、2010年の健康寿命は、男性が70.42歳、女性が73.62歳で、
すなわち「健康的でない」期間が男性では9年、女性では12年もあることになります。
そこで、2013~2022年度の国民の健康づくり計画案には「健康寿命を延ばす」ことが
目標として盛りこまれています。
寝たきりの原因として多いのが骨折。
とくに大腿骨頸部(足の付け根の部分)の骨折はほとんどが転倒によりおこり、
日本では年間10万人にも達します。
骨の量が少なくもろくなる病気、骨粗鬆症がベースにあると骨折をおこしやすくなりますが、
実は糖尿病患者さんでは
☆ インスリンが不足して骨を作る細胞が少なくなる
☆ 血糖値が高くて尿の量が増えるとカルシウムが流れ出てしまう
☆ 骨の中のコラーゲンの質が悪くなる
などの理由から骨粗鬆症がおこりやすく、また
☆ 網膜症による視力低下
☆ 神経障害による足のしびれ、立ちくらみ
などの合併症があると、そもそもつまずいたり、転倒しやすくなります。
骨を丈夫に保つには?カルシウムの摂取量を増やすことに加え、運動で骨に適度な重力をかけ、
カルシウムを骨にたくわえることが必要です。
ウォーキングや階段の上り下りも良いですし、フラミンゴのように片足立ち
(壁やテーブルにつかまりながらでもOK)も効果的です。
もちろん、血糖値の管理が大切なのは言うまでもありませんね。
横山