2015年8月3日月曜日

暑い季節、食中毒にご注意を!!

気温が上がり、湿度も上がり、細菌が繁殖しやすい季節がやってきました。
夏季は細菌による食中毒が多くなる時期です。
食品の扱いに気をつけて、食中毒を防ぎましょう。

夏季に多い食中毒の原因菌として「カンピロバクター」があります。
〔注意する食品〕 食肉(特に鶏肉)、レバーなどの内臓
〔症状〕 発熱、倦怠感、頭痛、吐き気、腹痛、下痢、血便等
〔潜伏期間〕1~7日 
家畜の腸管内に多く生息する細菌です。
食肉の生食や、加熱不十分な食肉を摂取し、感染することが多いです。
冷蔵環境でも生存する菌なので、しっかりと加熱調理をすることが大切です。 

☆予防のポイント☆
①食肉は中まで火が通るようにしっかりと加熱する。(65℃以上、数分)
②二次汚染を防ぐ為、食器や調理器具は熱湯消毒・乾燥させる。
③野菜などの食材は肉類と接触しないように保存する。

他にも賞味期限や、保存方法を守って食品を扱うこと。手洗いをしっかりとすることも
食中毒予防に繋がります。

暑い時期が続きますが、食中毒を予防して夏を乗り切りましょう!!

管理栄養士2

みどり病院