足のケアに関しては、あまり重要視していない方が多いのではないでしょうか?
しかし、三大合併症(し・め・じ)の“し”こと『神経障害』に関係するのが今回のテーマの“フットケア”なのです。
今日は、薬学実習生のお二人に今日の教室の内容と感想を書いてもらいます。
それでは、どうぞ!
Sasayama wrote.
糖尿病教室(2014.2.12)
~フットケアについて~
今回の糖尿病教室はフットケアについてでした。
血糖値の高い状態が続くと、神経障害や血流障害が引き起こされ、足に様々な異常が現れやすくなります。
足の太い血管が動脈硬化になると、血液が流れにくくなり、休みながらでないと歩行できなくなります。悪化すると痛みで歩けなくなり、潰瘍や壊死を起こして、場合により足を切断しなければなりません。それ以外にも、水虫や怪我が原因となり切断に至るケースもあります。その数は年間約3000人とも言われており、糖尿病性網膜症による失明(失明原因第2位)と同じくらいです。そのため、怪我をしないための予防と早期の処置が必要です。
また、糖尿病患者さんは神経障害によって自覚症状が現れにくいので足病変の発見が遅れがちです。訴えがなくても定期的に足を観察して、自分で行えるフットケアが重要となってきます。
毎日のフットケアで気を付けるポイント
・禁煙する(足の動脈硬化を防ぐことが出来る)
・毎日足をよく観察し、清潔にする…指の間まで洗い、靴下を毎日変える
・爪切りは慎重にする…深爪しない、こまめに爪を切る
・自分に合った靴を履く
・足を怪我しないように注意する…素足で歩かない
・暖房器具は直接用いない
〈感想〉
糖尿病患者さんのうち、足の切断をしなければならない方が年間3000人もいることに驚きました。それを回避するために、フットケアをすることはとても大切だと感じました。
薬学実習生
ちなみに、次回(3月12日)は、
『おかずの量、どのくらい?』 栄養士
『コレステロルって悪者なの?』 薬剤師
の二本立てです。 お楽しみに。
~フットケアについて~
今回の糖尿病教室はフットケアについてでした。
血糖値の高い状態が続くと、神経障害や血流障害が引き起こされ、足に様々な異常が現れやすくなります。
足の太い血管が動脈硬化になると、血液が流れにくくなり、休みながらでないと歩行できなくなります。悪化すると痛みで歩けなくなり、潰瘍や壊死を起こして、場合により足を切断しなければなりません。それ以外にも、水虫や怪我が原因となり切断に至るケースもあります。その数は年間約3000人とも言われており、糖尿病性網膜症による失明(失明原因第2位)と同じくらいです。そのため、怪我をしないための予防と早期の処置が必要です。
また、糖尿病患者さんは神経障害によって自覚症状が現れにくいので足病変の発見が遅れがちです。訴えがなくても定期的に足を観察して、自分で行えるフットケアが重要となってきます。
毎日のフットケアで気を付けるポイント
・禁煙する(足の動脈硬化を防ぐことが出来る)
・毎日足をよく観察し、清潔にする…指の間まで洗い、靴下を毎日変える
・爪切りは慎重にする…深爪しない、こまめに爪を切る
・自分に合った靴を履く
・足を怪我しないように注意する…素足で歩かない
・暖房器具は直接用いない
〈感想〉
糖尿病患者さんのうち、足の切断をしなければならない方が年間3000人もいることに驚きました。それを回避するために、フットケアをすることはとても大切だと感じました。
薬学実習生
ちなみに、次回(3月12日)は、
『おかずの量、どのくらい?』 栄養士
『コレステロルって悪者なの?』 薬剤師
の二本立てです。 お楽しみに。